
健康診断の結果に『要再検査』と書かれていたけれど、症状もないし、つい後回しにしている。
そんな方は少なくありません。
実際、再検査の案内を受けても受診しない方は多いのですが、健診の指摘は体からの大切なサインです。
このページでは、「要再検査」「要精密検査」の意味や、放置するリスク、受診の流れについてわかりやすく解説します。
健診結果の判定の意味

健康診断の結果には、次のような判定が記載されています(表記は健診機関によって多少異なります)。
- 要経過観察
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今すぐ治療が必要な状態ではないものの、生活習慣の見直しや、次回の健診での確認が望ましい状態です。
- 要再検査
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健診の数値が基準から外れており、本当に異常があるのか、一時的なものなのかを、もう一度検査して確かめる必要がある状態です。
- 要精密検査
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異常の原因をより詳しく調べる必要がある状態です。
「要再検査=病気」ではありません。ただし、確認しないままでは、治療が必要な状態を見逃してしまう可能性があるということです。
症状がなくても放置しないほうがよい理由
再検査でよく指摘される項目(血圧、血糖値(HbA1c)、コレステロールや中性脂肪、肝機能(AST・ALT・γ-GTP)、尿酸値、尿検査(尿蛋白・尿糖)など)には、共通点があります。それは、初期にはほとんど自覚症状がないことです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症では、症状がないまま血管に負担がかかり、数年〜数十年かけて動脈硬化が進むことがあります。症状が出たときには、心臓や脳、腎臓の病気として現れることもあります。
症状がない段階で異常に気づけることは、健診の大きな価値です。再検査はそのチャンスを生かす一歩といえます。
再検査では何をするの?
指摘された項目によりますが、多くの場合、再検査の内容はシンプルです。
- 血液検査(血糖・脂質・肝機能・尿酸など)
- 尿検査
- 血圧測定
- 必要に応じて、腹部の超音波検査や心電図など
「一時的な数値の乱れだったのか」「本当に治療や生活改善が必要な状態なのか」を確認し、必要な場合は、治療や生活習慣の見直しにつなげることができます。健診結果の用紙をお持ちいただければ、スムーズに進められます。
再検査までに気をつけたいこと

再検査を受けるまでの間も、次の点を心がけると数値の改善につながることがあります。
- 暴飲暴食を避け、腹八分目を心がける
- アルコールを控えめにする
- 適度に体を動かす
- 睡眠をしっかりとる
ただし、「生活を変えたから受けなくていい」ではなく、数値がどう変化したかを確認することが大切です。
こんな方はとくに早めの受診を
- 「要精密検査」と書かれている
- 複数の項目で指摘を受けた
- 毎年同じ項目で指摘されている、数値が年々悪くなっている
- 家族に糖尿病・高血圧・心臓や脳の病気の方がいる
- 気になる症状(だるさ・のどの渇き・むくみなど)がある
まとめ
健診の「要再検査」は、病気の宣告ではなく、症状のないうちに体の状態を確認できる機会です。指摘される項目の多くは自覚症状がないまま進むため、放置せず確認することが将来の健康を守ることにつながります。
健診結果で気になる項目があった方は、結果の用紙を持って、お気軽に当院にご相談ください。
