
立ち上がった瞬間にクラッとする
お風呂上がりに目の前が暗くなる
立ちくらみは、多くの方が経験する身近な症状です。
多くは一時的なものですが、頻繁に起こる場合や、倒れてしまう場合は、背景に原因が隠れていることもあります。
このページでは、立ちくらみの主な原因や、その場でできる対処、受診の目安についてわかりやすく解説します。
立ちくらみとは
立ちくらみとは、立ち上がったときなどに、クラッとする・目の前が暗くなる・ふわっとするといった症状です。
立ち上がると、重力で血液が下半身に移動します。通常は体が血圧をすばやく調整しますが、この調整が間に合わないと、一時的に脳への血流が減って立ちくらみが起こります。
回転するようなめまい(周囲がぐるぐる回る)とは異なり、立ちくらみは「血の気が引く」ような感覚が特徴で、原因も異なることが多い症状です。
立ちくらみの主な原因

- 起立性低血圧
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立ち上がったときの血圧調整がうまくいかず、血圧が下がって立ちくらみが起こります。加齢や、一部の薬の影響でも起こりやすくなります。
- 脱水・水分不足
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体の水分が不足すると血圧が下がりやすくなり、立ちくらみにつながります。夏場や入浴後、飲酒後は特に注意が必要です。
- 貧血
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血液が酸素を運ぶ力が低下すると、立ちくらみ・ふらつき・動悸・だるさなどが起こります。月経のある女性では鉄欠乏性貧血がみられやすい一方、年齢や性別にかかわらず確認が必要な場合があります。
- 自律神経の乱れ
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睡眠不足、疲労、ストレスなどで血圧の調整機能が乱れ、立ちくらみが起こりやすくなることがあります。
- 薬の影響
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血圧の薬など、一部の薬の影響で立ちくらみが出ることがあります。
その場でできる対処

立ちくらみが起きたときは、次のように対応しましょう。
- その場でしゃがむ、座る、可能なら横になる(転倒によるけがを防ぐことが最優先です)
- 症状が落ち着くまで無理に動かない
- 症状が落ち着き、飲める状態であれば水分をとる
予防としては、次の工夫が役立ちます。
- 立ち上がるときはゆっくり動作する
- こまめに水分をとる(とくに夏場・入浴前後・飲酒時)
- 睡眠と休養をしっかりとる
- 長時間の立ちっぱなしを避け、ときどき足を動かす
こんなときは内科を受診しましょう
次のような場合は、早めの受診をおすすめします。
- 立ちくらみが頻繁に起こる、最近増えてきた
- 実際に意識を失った・倒れたことがある
- 動悸や息切れ、だるさを伴う
- 顔色が悪い、疲れやすいと言われる(貧血のサインのことがあります)
- 血圧の薬などを飲んでいて、立ちくらみが気になる
とくに、意識を失って倒れたことがある場合や、胸痛・強い動悸・息切れを伴う場合は、心臓などの確認が必要なことがあります。放置せず早めに受診してください。立ちくらみの原因は、血圧測定や血液検査などで確認できることがあります。
まとめ
立ちくらみは、血圧の調整の乱れ・脱水・貧血・自律神経の乱れなど、さまざまな原因で起こります。
多くは一時的なものですが、頻繁に起こる場合や、倒れたことがある場合は原因の確認が大切です。気になる立ちくらみが続くときは、内科にご相談ください。
