
頭が締めつけられるように痛い
ズキズキする頭痛で仕事にならない
頭痛は、日本人の多くが悩む非常に身近な症状です。
市販薬でしのいでいる方が多い一方、頭痛にはいくつかの種類があり、タイプによって対処法が異なります。また、まれに命に関わる頭痛が紛れていることもあり、見分けのポイントを知っておくことが大切です。
このページでは、頭痛の主な種類と見分け方、タイプ別の治し方、受診の目安についてわかりやすく解説します。
頭痛には種類がある
繰り返す頭痛(慢性頭痛)の代表は、次の2つです。
- 緊張型頭痛
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最も多いタイプです。頭全体や後頭部が、ヘルメットをかぶったように締めつけられる痛みが特徴で、肩や首のこりを伴うことが多くあります。デスクワークやスマホの長時間使用、ストレスによる筋肉の緊張・血行不良が関係します。動いても悪化しにくいのが特徴です。
- 片頭痛
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ズキズキと脈打つような痛みが、頭の片側(ときに両側)に起こります。動くと悪化する、吐き気を伴う、光や音に敏感になるのが特徴です。女性に多く、寝不足や寝すぎ、ストレスから解放されたとき(週末)、気圧や天気の変化、月経周期などが引き金になります。
このほか、目の奥がえぐられるように激しく痛む「群発頭痛」や、鎮痛薬の飲みすぎでかえって頭痛が増える「薬剤の使用過多による頭痛」もあります。
タイプ別・頭痛の治し方

頭痛は、タイプによって適した対処法が異なるため、見分けが重要です。
- 緊張型頭痛の場合
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緊張型頭痛では、首や肩の筋肉の緊張が関係することがあり、温めたり軽く体を動かしたりすると症状が和らぐことがあります。
- 首や肩を温める(蒸しタオル・入浴)
- ストレッチや軽い運動で血行を促す
- 長時間同じ姿勢を避け、こまめに休憩する
- 片頭痛の場合
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片頭痛では、光や音などの刺激を避けて安静にし、痛む部分を冷やすと症状が和らぐことがあります。
- 痛む部分を冷やす
- 光や音を避け、静かな暗い場所で休む
- 入浴やマッサージはかえって悪化させることがあるため注意
危険な頭痛のサイン(すぐに受診を)
頻度は低いものの、脳の病気による頭痛は見逃せません。
次のような場合は、様子を見ずに早急に医療機関を受診してください(状況によっては救急要請を)。
- 今まで経験したことのない激しい頭痛が突然起きた
- 頭痛とともに、手足のしびれ・脱力、ろれつが回らない、物が二重に見える
- 高熱と首の硬直を伴う
- 頭を打ったあとの頭痛
- 頭痛がだんだん強く、頻繁になっていく
「いつもの頭痛と明らかに違う」と感じたときは、その直感を大切にしてください。
こんなときは内科を受診しましょう
緊急のサインがなくても、次のような場合は受診をおすすめします。
- 頭痛が頻繁で、仕事や家事に支障がある
- 市販薬を月に10日以上使っている
- 薬の効きが悪くなってきた
- 自分の頭痛のタイプがわからない
- 吐き気を伴う頭痛を繰り返す
頭痛のタイプに合った治療薬(片頭痛には専用の薬もあります)や予防の工夫で、頭痛に悩まされる日を減らせる可能性があります。頭痛は「体質だから」と我慢するものではなく、コントロールを目指せる症状です。
まとめ
頭痛には緊張型・片頭痛などの種類があり、「温めるか冷やすか」など対処が異なるため、自分のタイプを知ることが治し方の第一歩です。
市販薬を使いすぎると「薬剤の使用過多による頭痛」を招くこともあり、頻繁な頭痛は治療で改善を目指せます。また、突然の激しい頭痛やしびれを伴う頭痛は緊急のサインです。
つらい頭痛を繰り返している方は、我慢せず内科にご相談ください。
