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ネフィー(アドレナリン点鼻液)の処方

ネフィー(アドレナリン点鼻液)の処方について

花木内科クリニックでは、アナフィラキシーの緊急時に使用するアドレナリン製剤として、従来のエピペン(自己注射薬)に加えて、点鼻タイプの「ネフィー点鼻液」を処方できるようになりました。

「注射はどうしても怖い」「子どもに針を刺せる自信がない」という理由でエピペンの携帯をためらっていた方にとって、新しい選択肢となる薬です。食物アレルギーや蜂毒アレルギーなどでアナフィラキシーの既往がある方、そのリスクが高いと診断されている方は、お気軽にご相談ください。

ネフィー(neffy)とは

ネフィー点鼻液は、アナフィラキシーの第一選択薬である「アドレナリン」を、注射ではなく鼻から投与するための薬です。2025年9月に国内で承認され、2026年2月に発売された、日本で初めてのアドレナリン点鼻製剤です。

効能・効果は、蜂毒・食物・薬物などが原因となるアナフィラキシー反応に対する補助治療で、対象は「アナフィラキシーを起こしたことがある方」または「アナフィラキシーを起こす危険性が高い方」に限られます。エピペンと同じく、あらかじめ処方を受けて携帯しておき、万が一のときに本人やご家族が使用する薬です。

なお、ネフィーはアナフィラキシーに対する緊急時の補助治療薬です。使用後は原則として救急搬送を手配し、必ず医療機関を受診して適切な治療を受ける必要があります。

ネフィーの特徴・メリット

エピペンとネフィーの比較

エピペン 自己注射薬 ネフィー 点鼻液
有効成分 エピペンアドレナリン ネフィーアドレナリン
投与方法 エピペン太ももの外側に
筋肉注射
ネフィー鼻腔内に噴霧
針の使用 エピペンあり ネフィーなし
規格 エピペン0.15mg/0.3mg ネフィー1mg/2mg
対象 エピペン体重15kg以上 ネフィー原則 体重15kg以上
使用後の受診 エピペン必要 ネフィー必要
学校・保育園での対応 エピペン実績が多い ネフィー導入開始段階
(施設への事前相談を推奨)

※どちらが優れているというものではなく、年齢・体重・生活環境・ご本人やご家族の希望をふまえて医師が選択します。

こんな方はご相談ください

  • 食物アレルギー・蜂毒アレルギー・薬物アレルギーなどでアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • アナフィラキシーを起こす危険性が高いと診断されている方
  • エピペンを処方されているが、注射への不安から携帯や使用に踏み切れない方
  • お子さんに注射をすることに強い抵抗があるご家族
  • 現在エピペンを使用中で、点鼻タイプへの切り替えを検討したい方

よくある質問

エピペンからネフィーに切り替えることはできますか?

可能です。診察のうえ適応を確認し、体重に合った規格を処方します。現在お持ちのエピペンの扱いについても診察時にご案内します。

子どもでも使えますか?

原則として体重15kg以上の方が対象です。体重15kg未満のお子さんについては、他のアドレナリン製剤を含め、体重や症状に応じて医師が慎重に判断します。

副作用はありますか?

いずれもアナフィラキシーの緊急時に使用する薬であり、医師から説明された使用のタイミングに該当する症状が現れたときは、使用をためらわないことが大切です。

ネフィー・エピペンの処方をご希望の方へ

花木内科クリニックでは、アナフィラキシーへの備えとして、エピペンとネフィーの両方を処方しています。「注射が怖くて携帯できていない」「自分や家族に合うのはどちらか知りたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。